2011年5月18日水曜日

思親山 登山  朝日ダイヤモンド富士 〜 夜の上高下 パール富士

17日、18日は満月という事で、今回はパール富士のポイントがいくつも良さそうな場所があり悩む。
巌道峠、竜ケ岳、増穂(上高下)等々、どこもダイヤモンド富士の絶景ポイントなので風景じたいも良い。

しかし、17日は、昨年に登山してDF不発だった思親山もダイヤモンド日・・・
計画してみたが・・・
17日(朝)思親山ダイヤ〜(夜)竜ケ岳パール〜18日(朝)巌道峠パール〜(夜)増穂パール・・・
何兎追ってるんだという事で・・・体は1つ!天気もあるし・・・
ここは、昨年、道路事情で煮え湯を飲まされてから、山梨の林道事情を調べ上げ?構想1年、計画1年(実際はWEBで1時間くらい)であった思親山ダイヤは外せない。
まずはリベンジ、再チャレンジという事で思親山へGO!
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中央道を河口湖で降りて本栖みちを目指します。
↓本栖湖
何とか富士は見えているけどかなり天気が怪しい。
ここも、明日、月が湖に映るなんて考えるといけないので、ロケハンだけして(したのかよ!)スルー


本栖みちのトンネルを越えて、下部温泉を過ぎ国道52号線を左折南下します。
このまま富士川に沿って行くと、山梨県南部町に着きます。
めざす思親山があります。
↓町から望む思親山(写真中央)
昨年5月17日ブログ以来です。

昨年はここから直接、しかも深夜に栄北部林道へと向かったため、カーナビは狂うしバック困難なダートで行き止まり(深夜ですよ)になるはでとても冷や汗ものでした。
↓今回は迂回して、せめてすれ違いのできる林道を行こうと調べはついています。

とは言いつつも落石は普通にあります。

↓迂回して右折すると佐野峠へ行く上佐野林道入り口まで来ました。
ここからは、すれ違い出来ない道、かなり狭い急坂になります。
明るいと入り口はこんな感じですが、昨年はここに車を止めて徒歩で佐野峠まで登りました。

(帰路に撮った写真ですが、こんな感じです。)
↓車幅ギリで、ガードレールなどもありません。石もたくさん転がっています。
しかも2台対向車がきてしまいました(汗)
地元林業の方なのか、下がっていただきました。(ホッ)

佐野峠です。
↓道に似合わず駐車場はリッパです。



↓思親山登山口

17日は曇り空で日の出が期待出来ないので、思親山には登らず佐野峠で日の出を待ちました。
↓5月17日、日の出予定時間05時19分の佐野峠から富士山。
曇りのため、太陽が見えず登っていたら不発でした。
佐野峠からの風景ですが、富士山、中央が天子ヶ岳、そして向かって左が先月4/22ブログで登った長者ヶ岳です。
(ちょうど、こちらから見た裏側が田貫湖になります。)

この後、雨になり雷雨となりました。
竜ケ岳、巌道峠への移動はやめて、思親山ダイヤにむけて1日粘ります。
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↓3時過ぎ、例によって夜間登山開始です。

満月も見え始めました。

林間から月をみながら思親山頂上到着。
昨年も来てるし、佐野峠からなので登山じたいは大変ではありません。
東海自然歩道なので整備もされています。
野生動物が沢山います。昨日から狸や鹿は出会いました。
熊さんだけには出会わぬ様に熊鈴を大きめに鳴らし登ってきました。

↓富士山がしっかりと見えています。期待度100%

↓約180度反対側の南アルプス側には満月が落ちます。
「今ごろ巌道峠パール富士かー」と思いつつも、この沈んだ月をこのあとの月の出を増穂から狙います。


そしていよいよ
2011年5月18日 ダイヤモンド富士 日の出 
山梨県 思親山・思親山頂上 標高1030m
富士山までの距離 23.1キロ GPS計測
オッ!きたー!!



思親山の頂上といえば、この杉の木。
ちょっと入れてみようかなーと思い入れてみました。

1年間待った甲斐がありました。リベンジ出来ました。

思親山のダイヤモンド富士が観賞できたので下山します。
↓ブナ(ミズナラ)の樹林帯の新緑がとても綺麗です。



佐野峠から増穂に向かいます。

↓途中の林道は、昨日の雷雨でちょっと落石が増えていました。
やはり夜間には通行しない方が良さそうです。


↓途中の杉林の中を通る所が(杉林が)美しかったです。(杉は嫌ですが、花粉の季節は終わりましたし)


国道52号線に出れば安心です。
富士川(釜無川)に沿って、日本の大断層フォッサマグナを北上します。
↓富士川(釜無川)。右岸と左岸で日本列島が分かれます。
本州の折れ曲がっているところの境目です。

↓フォッサマグナ上には温泉が点在しますが、本日は富士川町の〈♨まほらの湯〉に行きました。


炭酸水素塩泉の茶色い温泉でした。
↓ここでお馬さんのモツ煮、さくらモツ煮込みを食しました。
馬肉で有名、そしてモツ煮込み王国の山梨らしい食べものです。


↓山梨県増穂町の高下(たかおり)は日出づる里として、冬至から元旦のダイヤモンド富士で有名な町です。
今日は日出づる里ではなく月出づる里ですね。


残照タイム


↓この後、暗闇の中へ富士山が消えていきます。
朝、思親山で南アルプスに沈むのを見送った月が再び登るのを待ちます。

↓山頂がにわかに明るくなってきました。
いよいよですね。

2011年5月18日 
20時26分前後(100%)
パール富士 月の出
輝面比98% 月齢15.2 
山梨県 増穂町 上高下 標高633m
富士山までの距離 34.3キロ GPS計測
オッ!きたー!!



パール後
月夜の上高下


田んぼに映る

真っ暗闇の中、とても幻想的でした。
ダイヤモンド富士とのWヘッダーも両方観賞出来て良かったです。


使用カメラ
記録写真 コンデジ PENTAX Optio i-10
ダイヤモンド富士 Nikon D3X/28-105mmレンズ
フィルムブローニーCONTAX645も持参
パール富士    
Nikon D3X /AF-S 80-200mmF2.8レンズ
45mmF2.8(月夜)

2011年5月14日土曜日

東日本大震災被災者支援 チャリティー写真展 ■■■■■ お礼と報告

先日(4月27日)ブログで告知致しました、富士フイルムフォトサロンにての
「東日本大震災 被災者支援 チャリティー写真展」は、
去る5月5日に、無事会期を終えました。
会場は連日多くの来場者で賑わい、入場者は8620名を数えました。
自分も作品を2点出品致しまして、2点とも御購入いただきました。
お買い上げ下さった方、まことにありがとうございます。
あつくお礼を申し上げます。

御購入寄付金は公益社団法人日本写真家協会が関係機関を通して、被災地に送らせていただきます。

公益社団法人日本写真家協会
東日本大震災被災者支援 チャリティー写真展実行委員会
〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地JCIIビル303
TEL.03-3265-7451 FAX.03-3265-7460
e-mail info@jps.gr.jp http://www.jps.gr.jp
担当:東日本大震災被災者支援 チャリティー写真展実行委員

5月20日の朝日新聞、朝刊に掲載されました

2011年5月2日月曜日

THE NORTH FACE  テラフォト50 



ザ・ノースフェイスのテラフォト50というリュックを購入して届いた。
今まで山にカメラを持って登る時、カメラ用のリュックや、カメラバックにバックパック用ハーネス(背負うためのハーネス)なるものを着けて登っていました。
カメラ量販店にあるカメラ用リュックは、カメラの保護のクッションは良いのだけれども、登山用品の収納が全くといっていいほどダメで、
大型のカメラバックにハーネスで背負う時も、収納力は良いのですが山でのバックを背負う上げ下げが大変でした。

登山用のリュックの方が、収納が良いだろうとは思っていましたが、最大の弱点は三脚をどうするかでした。
昨年、このテラフォト50という三脚も付けられるザックを見つけましたが、すでに売り切れていました。
今年4月になり、新カラーとなり再登場となりました。
しかも黒X赤のカラーで。
登山リュックの黒は、今まで敬遠していたのだけれども、この配色が自分のいろいろな物に見事マッチという感じで、売り切れる前にポチリとしてしまった訳であります。
(黒x赤もの多いです。Nikonのカメラ、自転車プジオ、仕事で使用しているLightWEREカメラバックなどなど)

まずは、肝心なカメラ収納部。
昨年も現物は見ておらず、今回もWEBでの注文。
自分としては珍しく、現物チェックなしに注文してしまったので、電源一体型のカメラが収まるか不安でしたが、見事ピッタリ!!


D3Xがジャストサイズで収まりました。
サイドには、ポケットがありメモリーカードや予備バッテリーが入ります。
(これ、前のザックだと紛れて見つかりにくかったんですよねー。)
カメラ収納部には、仕切りがついていて(取り外し自由)、1/3のところで仕切り、
180度裏返した反対側には中判カメラボディも収まってしまいました。

カメラ収納部の下にはスペースがあり、寝袋や他の機材(レンズなど)も収納できます。


そして上部のメインの収納部。
前はカメラを入れた隙間や上に、半ばつぶし気味に詰めていた防寒着や雨具の山用品たち。
これが、普通に収まります。
家で入ったはずの荷物が、山中で帰りに入らない不幸から脱出出来そうです。

適当に詰めてみましたが、今これだけ入ってます。まだ余裕があります。

これで、山中で潰れたアンパンやおにぎりを食べずに済みますね。

ザックサイドにはメッシュポケット
500mmペットボトルが収まります


そして、最大の特徴である三脚ホルダー部

これですよこれ。
バランスが良いですね。
真ん中に装着。(よくあるのはサイドなので、背負うとバランスが・・・)
三脚専用部なのでグラグラもしませんし、もう少し大きな三脚も取り付け可です。(写真は中型くらいの三脚です)
前に山で雲台(三脚のカメラを取り付ける部分)を、木枝に引っかかり落とした事がありましたが、これなら安心です。

左右にはウェストベルトポケットがあります。
まーまー大きめ。
スナップを撮ってるコンデジ、ペンタi-10や携帯はここですね。




Nikon D3Xじたいも黒X赤グリップアクセントなのでそこもピッタリ。