2009年8月19日水曜日

富士登山 プリンスルート 宝永山登山も


残雪で開山が遅れたり、台風や地震もあり、なかなか行けませんでしたが、今年も富士山に登ってきました。
5つある登山コースのどの道を登るか考えていましたが、やはり1度も歩いた事の無い御殿場口から登りたいと思ってましたが・・・。
御殿場口(標高1400mから)は距離も長く、日帰りでは無理なので昨年皇太子殿下が登られたプリンスルートというのを選択しました。
プリンスルートというひびきが自分向きです。(笑)?

幸い、標高の高い(標高2400m)富士宮口の夏のマイカー規制が5日ほど解除され車が駐車できる事もラッキーでした。
プリンスルートとは、富士宮口より、宝永山の噴火口を通り、御殿場口登山道に途中から合流するというルートです。
黄色い線のルートになります。



富士宮口の駐車場から
頂上を見上げると、そこには剣ケ峰がすでに見えている。
(左頂上、観測所跡が目印)
目標地点は見えてはいるが、なかなか大変!


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朝、4時半ころ三日月と金星が東南の空に。
月には地球照が。
一面雲海です。


6合目より分岐して宝永火口を目指します。
ここからがプリンスルートです。

宝永山より御来光が上がり、噴火口を経由して富士山頂を目指します。

夏休みで、昨年は富士登山者が40万人以上と報道されましたが、ここプリンスルートは、誰もいません。
くぼんだ火口にはまだ陽があたらず、登山道が宝永火口経由でずーと続いています。

山頂方向、富士宮ルート方面は陽に照らされています。

登山者は自分1人です。駐車場は満車でしたが、他の登山者は普通に富士宮ルートから登るのでしょう。結局、御殿場ルートに合流して7合目まで1人も会いませんでした。

宝永第一火口


宝永火口から御殿場口に向かう登山道は、火口を登るのでまるで蟻地獄のように足がとらわれます。

登り切きると火口沿いに歩き御殿場口ルートと合流します。

御殿場ルートに入ると少ないですが、ちらほらと他の登山者がおりました。皇太子殿下の警備とかはしやすいのだろうと納得です







11時に山頂へ到着しました。

少し迂回するので富士宮口を直で登るより時間はかかりました。

剣ケ峰3776mへ向かいます。

剣ケ峰への難関登坂の馬の背



剣ケ峰3776m 登頂



この岩(溶岩)が日本最高標高地点です。

日本最高標高地点から噴火口を見下ろします。
今年は危険の幕が貼られてました。
(上に上がるのは危険な様なので、手を伸ばして撮影してタッチしてきました。)

御殿場口の焼き印も増えて、だんだん箔が付いてきたマイ金剛杖!



山頂を一周するお鉢巡りは今回はやめ、剣ケ峰で折り返します。

銀明水の場所の近くが御殿場口ルートとプリンスルートの下山口です。



下山の途中、時間が許せば宝永山にも行きたいと思ってました。
宝永山は静岡側から見ると、ちょっと裾野が崩れる感じで富士山の途中から突き出た山です。300年前の宝永の大噴火により出来た丘陵状の山です。(今年の元旦に新幹線から撮った富士山に宝永山がよく見えます。写真参照)


この山は、静岡出身の父が宝永山の話を自分が子供の頃よくしてくれたので1度訪れてみたいと思っていました。まだ、幼稚園か小学生低学年でしたが、富士山を見る時に子供こころにも宝永山を意識して見ていました。
ずーと登れるとは知らずにいましたが。



宝永山の山頂から見る富士は、宝永噴火口の迫力と富士の壮大さが圧倒でした。

宝永山山頂です。



御殿場口の砂走りとの分岐で、再び富士宮口駐車場に向かいます。
写真は分岐の手前の砂走りを見たところ。

下山途中宝永火口から見た宝永山です。
独特の色あいがきれいです。


↓下山道が噴火口の上から続いているのがわかります。
向かって左が富士山頂上方向で、そちらから降りてきて、右が宝永山なのでそのまま宝永山頂上へ。
そこから引き返し山の鞍の部分の下山道を下りてきました。


日帰り往復登山はハードでしたが、無事に富士宮口に到着し、帰路、夕陽の富士山を撮影しました。数日ずれていればダイヤモンド富士であっただろう、おしい太陽の位置です。夏の間はなかなか午後に富士山が見える事は少ないので、帰りがけに姫(フジラーの間では富士山の事を姫と呼びます。浅間神社の神様が姫だからです)の御姿が見れたのは見送ってもらえた様な気がします。


カメラ
Nikon D40
18-200mm

PENTAX Optio W30
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2009年8月5日水曜日

湘南日和 江ノ島花火




夕方に時間ができ、江ノ島の花火大会がある日だと気付き、ふらっと行ってきました。
混雑する小田急に乗り、江ノ島に降りると湘南の風が心地よいです。
若干の土地勘のある場所なので、江ノ島の横に上がる花火を見たいと思い、あえて会場とは反対側の腰越海岸へ向かいました。
腰越海岸には、まだ見るスペースがたくさんあり、シートを海辺にひきビール片手に花火を鑑賞しました。
予想通り江ノ島の横に花火があがり、海に反射する光彩もきれいでした。
写真は
花火前の夕暮れの江ノ島(腰越海岸より)
花火大会始まる
花火アップ
です。